内 容:
1. 会計報告と2021.9〜2022.8.までの会費免除について。
2. カレンダー制作に関して。
3.
2022年の水中映像祭について。
4. 今後のサークルの展開について。
5. 新入会員の誘致について。
6. ホームページ、その他SNSの今後の展開。
★宮山竜太郎
ダイナミックな洞窟で有名な雲見ですが、ひっそりとヒメセミエビが潜んでいます。
撮影地:静岡県 雲見
1.第37回水中映像祭開催報告
(1)開催延期までの経緯
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2020年4月12日(日)に第37回水中映像祭を開催すべく江東区文化センターホールを借用。
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参加作品は14作品(合同作品を含む会員作品9作品、SDCからの客演6作品)を予定。2020年2月末までに9作品の提出を受ける。
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案内ハガキ、プログラムのデザインを制作。
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年明け、新型コロナウィルスの感染拡大の状況を注視。2月中旬からは水中映像祭の開催形態を模索。
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2月、大規模イベントの自粛の気運の高まりをみて各方面でイベントの中止、延期等の対応が具体化。
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江東区文化センターが、施設利用のキャンセルに伴う利用料還付を発表。
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3月、4月12日(日)の開催中止を判断。ホール利用をキャンセルし利用料の還付を申請。
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案内ハガキ、プログラムはここまで本刷りを保留してきていたため、結果、発生費用はデザイン制作への謝礼金10,000円のみに留まる。
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4月7日、東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県に対し緊急事態宣言が発出される。
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開催中止を判断して以降、早期の再開を目指して代替施設を検索するも映写機器、会場アクセス、費用面から適した代替施設には行き当たらず。
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翌年の江東区文化センターホール借用の抽選に参加、2021年5月15日のホール借用が確定。
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再開日を2021年5月15として開催延期をHP上に公表。
(2)YouTube配信による開催までの経緯
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2020年、11定例会を将来の水中映像祭の会場候補として江東区文化センターホール大研修室(旧視聴覚室)にて開催。
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あわせて、ホールへの集客を見合わせる事態を想定したYouTube配信の運用を試行。
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2020年12月、催事呼称を「第37回水中映像祭2021」として、例年同様のホール上映を前提に出品作品を募集。
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2021年、2月定例会にて無観客開催とYouTubeからのライブ配信による開催を提案。
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無観客開催とYouTube配信を前提に作品を募集し、参加者にはビデオレター提出を追加して依頼。
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新たな参加申し出はなく、1作品の作品変更の申し出あり。
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SDCから客演2作品の出品者より、無観客よる参加意欲低下と延期による鮮度低下を理由に参加辞退の申し出があり。
また、客演の1作品は作品データ喪失により参加を取り止め。
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3月、新型コロナウィルスの感染拡大によりさらなる開催の延期あるいは開催の中止を含め対応を検討。
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江東区文化センターが、施設利用のキャンセルに伴う利用料還付を発表。
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作品の発表機会を設けることを尊重してさらなる開催の延期を回避、ホール利用を取り止めYouTubeによる配信のみでの開催を決定。
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ホール利用をキャンセルし利用料の還付を申請。
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全作品および作者のビデオレターを収録した動画1本(完パケ)と各作品に区分けした動画(シーン)合計11本をYouTubeにアップロード。
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2021年5月15日13 : 00よりスケジュール公開。
(本編動画はチャット機能を備えた「プレミア公開」にて公開)
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開催当日021年5月15日13: 00~16 : 00)の視聴者数は140名程度、以後も徐々に視聴者数は増加。
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公開した動画は、6月定例会開催後にビデオレターを取り外した作品のみの動画(アーカイブ版)に差し替えを予定。
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あわせて、音楽著作権への抵触が懸念される2作品は公開する動画から除外。
(3)2021年6月定例会における回顧
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プレミア公開時の本編「UWIC第37回水中映像祭00 完パケ 交流会案内付き」は全編で1時間33分あり途中中断の設定もなかった。あまりにも長大で視聴の意欲を削いでしまったのではないか。休憩を挟むなどして視聴し易くする工夫が必要であった。
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12番目の作品「TG4 からみたマナティー
再会の約束」が上映プログラムの第一部、第二部、第三部とは別の「おまけ」と位置付けられたが、視聴者にはなぜこの作品が他と区別されたか意味合いはわからない。このような上映構成は理解されず、内なる事情や思い入れからではなく、本作品も第一部、第二部、第三部のいずれに取り込んで視聴者の視点にたった構成で配信すべきであった。
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YouTube配信について、もっと前からSNSなどで告知できるようにしておけばよかった。
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映画のトレイラーのような予告動画を用意して告知に付けておけば集客につながったと思われる(過去作品からで良い)。
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YouTubeプレミア配信のURLが上げ直しでコロコロ変わってしまったのが反省(うまいやり方があったはず)。
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→まずは水中映像サークルのチャンネルへ誘導でも良かったのかも。
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水中映像祭自体の各種準備に追われて、水中映像祭のページ、YouTube動画から水中映像サークルへの案内などができてなかった。
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SDCの6月の総会へトライアル、見本には結果的になったと思われる。
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なんだかんだで完パケが13時配信でユニークユーザ200人あったのは準備不足を考えると上出来。
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zoomオンライ交流会もチケット購入ベースで22人いらっしゃった(実際に述べ人数でそれくらいはいた模様)のは実質月曜から集めた数字としては上出来。
→チケット購入者(カナの指名、購入時間のみの購入者一覧はこちらのリンク)
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zoomオンライ交流会のPeatixのページを見ると直接アクセス、水中映像サークル、Peatix申し込みチケットからのアクセスが約7割。アクセス数自体は映像祭本会より多い。
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告知の仕方が悪かったのか、単純な勘違いか、オンライン交流会を水中映像サークル本会と勘違いした方が何人かおり、zoomに入ってから初めてYoutubeプレミア配信を見に行った方がいた。
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今後も水中映像祭は何かしらオンラインとのハイブリットで行うことになると思われるので今回やったことを踏まえてより良いやり方を続けていのが会員数、サークルの認知度アップという意味では良さそう。
2.今後の水中映像祭について
次の観点から会場規模の縮小とYouTubeライブ配信の併用による開催を検討した。
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施設に比べ優れているが、来場者数が減少し、江東区文化センターホール収容人員(511名)では過剰感があること。
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運営にあたる人員が減少し、多くの来場者を迎えての会場運営に懸念があること。
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サークル会費の収入が減少し、活動の継続には支出の抑制が必要であること。
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コロナ禍を契機に、映像作品の鑑賞形態の変容が進むと考えられること。
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YouTubeからの配信は地域的、 時間的制約を超えて訴求する効果があること。
3.サークルの来年への取り組みについて
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水中映像祭について今年のオンライン開催、及び来年もリアル開催が難しいことを考え来年度の水中映像サークルの会費は求めないことを考えている。
現状、水中映像祭、定例会などの一番経費がかかる会場経費がかかっていない事から、会として維持費が下がっているためである。
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2021年度の会費を徴収しないとの考えもあるが、年会を減額して新規入会のハードルを下げることも考えたい。現在の年会費6,000円は同好者の団体としては割高感が強い。年額2,000円程度への変更を検討すべきではないか。
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会費の改定については、新たな水中映像祭の開催形態も勘案してサークル運営に要する費用を算出して検討したい。
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定例会についても6月はオンライン開催を考えている。
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緊急事態宣言明けについても、当面は定例会会場でのYouTubeでの映像配信+間にYouTube Live配信を考えたい。
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9月の定例会を考えると6月の定例会である程度の枠組みを決める必要があると考えている。
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来年の水中映像祭はホールではなく視聴覚室でリアル+YouTube配信になりそう。
会場予約は6ヶ月前になるので9月の定例会で大枠を決める必要あり。
4.一部幹事の交代について
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お仕事の都合から会計より交代の申し出があることから、会計を松村に交代したい。
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水中映像祭実行委員長は、新たな水中映像祭の開催形態で技量を発揮していただける適任者に就いていただくよう相談していきたい。
5.2022年版UWICカレンダーの制作について
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近年、参加者が減少し2021年版では3名に2作品での参加をお願いした。
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カレンダー制作は、印刷物の制作を経験することを一つの目的に取り組んできたが、新規の参加者が無い中で役割は果たしたとの考えもある。
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2022年版については参加への応募状況を見極めて、一旦の休止も含めて制作の当否を決定したい。